197 鎌倉銀河の舞

197 鎌倉銀河の舞 2000年 536×727mm シルクスクリーン 額装価格: 400,000(税別)

日本らしい日本を描きたいと思った。以前に富士山を描いてくれと言われて描いたが、思ったより良く描けたと思った。‥‥‥まんざらでもなかった。ならば、 鎌倉を描こうと思った。鶴岡八幡宮の舞殿を取材した。秋の入口、9月の初めだった。このアングルを選んだのは、夕方の光が象徴的に見えるからだ。舞殿の屋 根の先に、この鳥居が見えるようにアングルを固定して、塩梅の良い光が夢殿に降り注ぐまで、1時間程待って、この様子を手に入れることができた。手前にあ る銀杏の木々は、無数の葉と葉の間から、陽が洩れる程‥夕陽の洗礼を受けていた。その木洩れ日は、宇宙の無数にある星のように輝いた。銀河の舞は美しくも 儚く、15分程の乱舞を演じてくれた。