196 終わりなき夢

196 終わりなき夢 2000年 610×620mm シルクスクリーン 額装価格: 400,000(税別)

オスカという名車がある。フェラーリやマゼラーティと共にイタリアの名門の出である。
有名なミレミリアと言うイタリア本土を3日間で1600km走るレースがあるが、このコンペテションの常連でもある。比較的少排気量の(1100㏄や 900㏄等)エンジンを目一杯回転させて、少排気量とは思えない野太い排気音を響かせて赤いサメの様なアンシンメトリカルなボディを疾走させる。イタリア 車の良さは、熱く沸騰した赤い血が体中に流れている様な状態にドライバー自身が引き込まれて行くことだ。体中を巡る快感と興奮がスロットパイプを大きく開 けて、とんでもないスピードで駆け抜けてしまう。そんなイタリアンサラブレッドが現代に蘇ることになったのだ。1999年から2000年にかけて新しいデ ザインで少数を生産し始めている。ぼくはそのプロジェクトへの関わりを求められて、この一枚のイメージ画として描き上げた。この赤いサメのバックは南フラ ンスのサントロペのハーバーを組み合わせてみた。