191 夢見る街角 1999年 495×851mm シルクスクリーン 額装価格: 550,000(税別)SOLD OUT
旅は私の絵の原動力だ。旅をすることで絵にする種を集めてくる。目に映った光景は一番の信頼の値する。想像する景色であれば、それは想像に終る。なぜなら ば、ディテールが見えないからだ。そこに生きた人々が作り上げたディテールがないからだ。旅はディテールだと言っても過言ではない。ディテールからの発見 が旅の感動となる。美とは、そういったものなのだろう。この町もバスや車や建物のディテールに懐かしい50年代の美しいデザインが溢れている。旅での発見 は…それが夢をかたちにしてくれる喜びなのだから、…こんな街角が私の旅にはふさわしい。