122 心地よい陽影

122 心地よい陽影 1993年 545×998mm シルクスクリーン 額装価格: 730,000(税別)

陽影とは日向の日陰ではない。太陽の光線が描く事物のプリンツなのだ。建物の白い壁や緑の芝やヨットの帆などの陽影を授かるものは、皆、太陽光の描く、版 画作品のキャンバスなのだと思う。私は、太陽光線の創り出す美しい空間を追かけている。太陽光線のそのものは目に見えないが、陽影はその存在を明らかにし ている。だから、私はその陽影を探し求めて世界中を彷徨うことになる。陽影ならどんなものでも良いわけではない。なによりも美しく、ピュアな、暖かくて、 優しい空間を創り出している太陽の証でなくてはならないのだ。この陽影もフィジーの中ではベスト5に入るに違いない。